ベリーのケージを処分するとき,悲しすぎたので扉だけとっておいた。
せめて一片の記念品をとっておきたかった。
どうしようかなと思っていたが,先日そのうちの一つを白くペイント。クリスマスグッズと一緒に並べてみた。
ベリーどう?
あなたがご飯を食べるとき,いつも目の前にあった扉だよ。
にほんブログ村
オカメインコのベリーと過ごした日々
ベリーのケージを処分するとき,悲しすぎたので扉だけとっておいた。
せめて一片の記念品をとっておきたかった。
どうしようかなと思っていたが,先日そのうちの一つを白くペイント。クリスマスグッズと一緒に並べてみた。
ベリーどう?
あなたがご飯を食べるとき,いつも目の前にあった扉だよ。
9月22日,ベリーの誕生日(25日)にも近くお彼岸でもあったので,ベリーが埋葬された川崎市の平和会ペットメモリアルパークまでお墓参りに行ってみた。
東急田園都市線のたまプラーザ駅からバスに乗って15分ほど。
延命地蔵尊バス停で下車。
延命地蔵尊というのはメモリアルパークの中にある,ペットの延命を願うお地蔵様のようだった。
同じバス停で降りた人たちはみんなここへ向かうようで,皆さんについていった。
ここが入り口のようだ。
お彼岸ということで,「秋のお彼岸供養」をやっているようだ。
園内マップを見ると,ベリーが埋葬されたのは動物慰霊碑のところらしい。下記のような案内があった。
「各清掃事務所にご依頼された方のお参りは、こちらです」
園内に入って歩いてみる。
入り口近くには供養のための品々を売っている売店と事務所があった。
園内はとても綺麗に整備されていた。
こざっぱりとした休憩所も準備されている。
何となく園内を歩いて一番高いところまで上ってみた。
季節柄ヒガンバナが咲いていてお墓らしいと言うかお彼岸らしいと言うか,風情があった。
上り詰めたところからの眺望。
なかなか良い景色ではないか。
お墓参りに必要な水など自由に使えるように整備されていた。
凄く整った施設だ。
一番上の一角は,最近の合同墓地になっていた。
令和3年までの墓碑があり,令和4年は場所だけ確保されている感じ。
園内の方も見てみる。
随分と広くて,様々な種類のお墓があるようだ。下の方には共同墓地ではなく個別のお墓になっている。
このメモリアルパークの一番高い場所で,連れてきたお人形と,ベリーの冠羽が入った小瓶を並べて記念撮影。
ベリーが埋葬されている動物慰霊碑も,この場所からよく見えた。
そんなに広い場所ではないのだが,ずっと人が集まっていて動く気配がない。私達も行きたいのだが困ったなぁと思いつつ20分くらい待ったが,場所を空けてもらえそうになかったので,諦めて行ってみることにした。
この階段を上ったところだ。
ここだ。
ベリー,来たよ。
相変わらず,ずっと慰霊碑の前は,そこにずっとたむろしている人たちに占領されており,随分待ったのに場所を空けてくれる気もなさそう。
私達は慰霊碑をこの角度から見るのがせいいっぱいだった。
遠くから時間をかけて来たというのに…。
ペットとの思い出に浸りたい気持ちはわかるけれど,みんな同じ。遠くから来ているのもみんな同じ。
公共の場所だし,狭いのだし,もう少し他人のことも考えてくれないかしらと思った。
この写真だけ撮って,帰るしかなかった。
ベリーの誕生日だと思って来たけれど,お彼岸だったのもタイミングが悪かったかな。
何だかとても残念だった。せめて正面からベリーのお墓を見たかった。
でもベリーはお墓の中になんかいないのだよね。
それも分かっている。
「千の風になって」という歌があるけれど,あの歌の歌詞にある通りだと思う。
ベリーはお墓の中になんていない。
風になって私の周りを飛んでいる。
ね,ベリー。
今日も一緒に過ごすよ。一瞬も忘れてないよ。
今朝。
洗面所の鏡の前を小さな白いものがフワフワと飛んでいた。
懐かしい光景だ。
ベリー,まだいたのね。
今朝箪笥から出して着たのは,この秋初めての冬用Tシャツ。
きっとこの服にベリーのダウンがくっついていたのだ。
空中の毛をそっと指で確保し,ベリーの毛を集めた壜に収納した。
ベリーの毛はどこにでもついてきたものだった。
一度など,羽田から飛行機に乗って席に座ったら,目の前をベリーの毛が飛んでいた。
こうして,ふとした瞬間にベリーの名残と会える機会も,季節が一巡する来年にはなくなってしまうのだろうな。
寂しいなあ。