セミ?

ベリーの体力があまりにも情けない状態なので,可能な日は飛ばせるようにしています。放っておいたらケージの中でまったりしてばかりで飛ばないので,少々荒っぽいですが,引きずり出して,体力の限界になるまで放り投げて飛ばせます。

 運動をしたくないベリーは,すぐにどこかに貼り付いてギャーギャー言って嫌がります(^^;。オカメインコは飛行能力や旋回能力がもともと非常に高い鳥なので,思わぬ場所へ入り込んだり,器用に微妙な突起に留まったりするのですが,まるでセミみたいです…。
ブラインドに貼り付いたベリー
(2011-05-03 11:14:37)

寝たくない日もある

毎晩ベリーの寝る手順は決まっています。
まず「ベリーちゃんお休みしよっか」と声をかける。寝る時間が近づいて眠くなっていたベリーは,だいたいピヨと返事をして伸びをし,寝るときにケージにかける布を見せると喜んでまたグエッと声を出し,私がケージに布をかけている最中に一度,挨拶をしにケージの前に出てきます。その後おもむろに寝るときの定位置へ行き,「ベリーちゃん,おやすみ。また明日ね,ばいばい」と声をかけます。ベリーは定位置で頭を振ってそれに答え,布で完全にケージを覆います。

ほぼ例外なく毎日繰り返される手順なのですが,この日ばかりは何故かどうしても寝たくなかったようです。いくら「ベリーちゃん,おやすみ」と言っても寝るときの定位置へ上っていこうとしません。ずっと明るい一番前にいて動こうとしません。

寝ようとしないベリー (1) 寝ようとしないベリー (2)

2011-04-01 22:57:56     2011-04-01 23:43:52

 

いつもはすごく喜んで寝るのに今日に限って?
少し不思議でしたが,明らかに寝たくなさそうだったので,ベリーの気が済むまで明るくしておきました。人間も寝る時間になっても前にいるので,再び「お休みしようか」と声をかけると,今度は素直にいつもの場所へ上っていって寝てくれました。

高度な精神生活を持つオカメインコだし,何か思うところがあったのでしょう。

*

いざというとき

実はキャリングケースを持っていませんでした。
熊本の家では動物病院まで車で3分?って感じだったので,ベリーグッズを入れているプラスティックの容器に入れて病院へ連れて行ったりしていたもので。
でも東京ではそういうわけにいかない。病院へ行くには電車に乗らないといけない。それにこの度のような地震が来てベリーを連れて避難するときのことも考えておかないと。今まで考えていなかったわけではないけれど,ついつい先延ばしになっていました。

昨日買ってきたキャリングケース。

キャリングケース
キャリングケース

猫用で小鳥には大きめなので尻尾が長いオカメインコも大丈夫。これに慣れてもらうために,普段からケージの近くに置いて,おやつなど入れて,遊びに使ってもらおうかと思います。今のところ近づいてくれませんが(^^;。災害用に持ち出し用食料も準備しておかねばなりませんね。避難所には人間のご飯はあるかもしれないけれど,鳥のご飯は無いでしょうから。
ベリーと一緒にこれでお出かけなんかするべきかな。

ベリー

(ベリー, 撮影:2011-03-18)