9ヶ月ぶりの小松菜

一昨日で薬がなくなったので,昨日から薬断ち。ベリーに小松菜をあげられるようになった。
青菜が大好きなベリーがどんなに喜ぶだろうかと思うと私も楽しみで,いそいそと小松菜を買ってきた。
久しぶりに青菜入れを出してベリーに小松菜を持っていく。
 
すぐに喜んで食べるかと思いきや,ベリーは固まって小松菜を見つめている。
いつも2セット入れていたので,更にもう一つ小松菜を準備してケージに入れた。
すると,ベリーは食べるのではなく,まず歌い始めた。
私を見ながら延々とケージの壁を行ったり来たりしながら歌い続ける。
本当に驚くくらい長々と,全身で喜びと感謝を表現しながら歌い続けた。
 
青菜をもらえなかった9ヶ月がどんなにつまらいものだったのか,
今どんなに喜んでいるのか,痛いほどわかって涙が出てきた。
病気を治して欲しいからと,ベリーから大切なものを奪っていたことがよく分かった。
 
ベリーにはベリーの食文化があり,食べる喜びがあるのだ。
健康のためとはいえ,それを人間の勝手な想いで奪うのが良いことなのか?
正解はないけれど,できればベリーにはずっと青菜を与え続けたいと思った。
 
ベリーは5分くらい歌い続け,その後,熱心に小松菜を食べたのだった。
 
↓ 喜びの歌を歌うベリー。


 
2018-07-24