26. 遊び疲れた夜

  • 2004年02月15日(日) 朝83g お迎えから107日目
  • 2004年02月16日(月) 朝83g  お迎えから108日目
     尻尾の縞々のヒナの羽「縞々パンツ」が抜け始め,縞模様がない大人のオスの尾羽が出てきた。大人になっていくんだねぇ。
     ベリーがやってきた直後は全く本当にどうなることかと思ったが,どうやら無事に大人になってもらえそうでよかった。
  • 2004年02月17日(火) 朝81g お迎えから109日目
     ベリーは日々進歩していく。この日は「ひまわり」と言うようになった!
     私がヒマワリの種を見せて「ひまわり」と言うと,何と,ベリーは2回も「ひまわり」と言ったのだった。別に言わせようと思っていたわけではなかったのだが,与えるものがヒマワリの種であることを覚えて欲しかったので,ヒマワリの種をあげるとき,いつも「ひまわり」と言って教えていたのだった。
     すごいぞベリー。だんだんうちの子になっていくね!
  • 2004年02月18日(水) 朝84g お迎えから110日目
  • 2004年02月19日(木) 朝84g お迎えから111日目
  • 2004年02月20日(金) 朝84g お迎えから112日目
  • 2004年02月21日(土) 朝84g お迎えから113日目
     《カッコウワルツ》に続いて,ヴィヴァルディ《四季》春第一楽章のイントロ部分を歌うようになった!
  • 2004年02月22日(日) 朝84g お迎えから114日目
  • 2004年02月23日(月) 朝83g お迎えから115日目

  • 2004年02月24日(火) 朝83g お迎えから116日目
     この日の夜のベリーは長い間モニターの前でやんちゃに遊んでいたが,そのうち遊び疲れて眠り始めた。
(2004-02-24 21:37:20, Nikon COOLPIX800)
(2004-02-24 21:37:20, Nikon COOLPIX800)
(2004-02-24 21:37:38, Nikon COOLPIX800)
(2004-02-24 21:37:38, Nikon COOLPIX800)
(2004-02-24 21:37:46, Nikon COOLPIX800)
(2004-02-24 21:37:46, Nikon COOLPIX800)
(2004-02-24 21:38:14, Nikon COOLPIX800)
(2004-02-24 21:38:14, Nikon COOLPIX800)
(2004-02-24 21:38:34, Nikon COOLPIX800)
(2004-02-24 21:38:34, Nikon COOLPIX800)
(2004-02-24 21:39:13, Nikon COOLPIX800)
(2004-02-24 21:39:13, Nikon COOLPIX800)

 もう眠くて耐えられないという感じで舟をこぎ始めたベリー。
 これぞ遊び疲れて眠る子ども!
 翼がだらりと落ちていて,ベリーの疲れを物語っている。

(2004-02-24 21:40:08, Nikon COOLPIX800)
(2004-02-24 21:40:08, Nikon COOLPIX800)

  • 2004年02月25日(水) 朝83g お迎えから117日目
  • 2004年02月26日(木) 朝83g お迎えから118日目
  • 2004年02月27日(金) 朝82g お迎えから119日目
  • 2004年02月28日(土) 朝82g お迎えから120日目
  • 2004年02月29日(日) 朝83g お迎えから121日目
(2004-02-25 21:57:19, Fujifilm FinePix S2 Pro)
(2004-02-25 21:57:19, Fujifilm FinePix S2 Pro)

 縞々の子どもの尾羽と長く延びる大人の尾羽。

(2004-02-28 10:58:15, Nikon COOLPIX800)
(2004-02-28 10:58:15, Nikon COOLPIX800)
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3年目の朝

 朝起きた瞬間から,「今日は7月1日だ」と思う。
 あの日と同じ角度で陽光が部屋に差し込む。
 いまこれを書いている10時20分頃,3年前は駅へ急いでいた。

3年目の朝に(2025-07-01)
3年目の朝に(2025-07-01)

 苦しかったねベリー。
 最後の瞬間,できれば掌で包んでいてあげたかった。

 今も都営新宿線の神保町駅のホームに降り立つと,2022年7月1日のことが鮮明に蘇る。
 神保町に着いたとき,ベリーはまだ生きていた。そして都営新宿線の座席の上,私の膝の上のケージの中でベリーは息を引き取った。帰りの電車で神保町駅に降り立ったとき,私はベリーの亡骸が入ったケージを抱え,抜け殻のように自分自身が他人事だった。

 都営新宿線の神保町駅の本の壁紙は,私の中でベリーと繋がる通路の一つになった。

(2021-04-09)
(2021-04-09)

 遺品を片付けたこと,家中に落ちているベリーの羽毛を必死で集めたこと,そんな日々は今も苦しくて思い出せない。今も一日に何度もベリーを呼んで一緒に過ごしている。
 ベリーがいなくなって自分がとても軽くなったような気がしたけれど,それはベリーの存在が如何に重かったかということを示している。

 7月1日はベリーの日。
 だけど,本当のことを言って一年中がベリーの日なのだ。今でもそうだから,たぶん私が死ぬまでそうなのだろうと思う。

 ベリーベリーベリー。
 あなたは凄いね。いなくなって3年経っても変わらず存在しているなんて。
 7月1日だから,いつもよりもっともっとベリーを思い出して過ごすだろう。
 ベリー,2022年のように今年の7月1日は暑いんだよ。

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