放鳥の時はいったん人の手に乗って出してもらう。
…と雛の頃から躾けたので、ベリーは決して自分勝手にケージから出ない。
勝手に出るとめちゃ怒られてケージに戻されやり直しさせられたので、
ベリーもそんな面倒なことはしたくないのだろう。
ベリーにも外へ出て遊びたいときとケージでくつろぎたい時がある。
人間に放鳥の余裕があるときに必ず外で遊びたいわけでもない。
だから出たくないときは扉が開いても出てこようとしない。
人間もそれほど暇ではないからベリーが出るまでケージの前で待っているわけにもいかない。
故に扉を開けたままほったらかしとなる。
長いときは扉を開いて3時間後とかになってようやく外へ出る気になるベリー。
のそのそと扉の前にやってきて、こうして扉に留まる。
気づいたらすぐに出してあげるのだが、
他のことをやっているとベリーが扉に留まっていることに気づかないことも多い。
そんなときは、ベリーは「ピュイ!」と一言だけ声を出す。
彼はその一言で気づいてもらえ、出してもらえることを知っている。