成田空港 64番ゲート (2014-03-29)

 搭乗口へ向かう。
 64番ゲートまで、ラウンジから10分ほど歩かねばならない。
 64番ゲートは初めてロンドンへ飛んだ時に利用した思い出深いゲートだが、おそらく利用するのはこれで最後になるだろう。成田―ロンドンのJL401便は、この日、2014年3月29日出発の便を最後に運休となるのだ。
 翌3月30日から東京とロンドンを結ぶJAL便は羽田発となる。
 機材は2010年6月登録の JA739J Boeing777-346ER。
 カウンターで搭乗券を入れると、何故か足止めされ、奥から別の係員が出てきてちょっとドキドキ。何か悪いことした?
 機材の都合でキープしていた座席で電源が使えないとのこと。かといって移動できそうな替わりの席が空いているわけでもなく、了承するしかない。こんなことならバッテリーをスーツケースに入れるんじゃなかったと後悔するも今や遅し。往路は長いのに電源が使えないとは!

JALサクララウンジ (2014-03-29)

 朝食抜きで出発したため、サクララウンジのダイニングで軽く朝食。
 朝からシャンパンなど飲めるのは至福だ。


 
 朝食後は、しばしワインなど飲みながらくつろぎ、シャワー室で軽く汗を流す。
 何しろこれからヒースローまで12時間、乗り換えに3時間、ヒースローからエディンバラまで1時間、エディンバラ空港からホテルまで1時間? おおよそ丸1日近くシャワーだのお風呂だのというものと縁が無くなるのだ。ラウンジのシャワーサービスはありがたい。

成田国際空港 (2014-03-29)

 英国£はマイナーな通貨なのかレートが出ていない。
 ポンドに換金し、JALの搭乗手続きカウンターへ向かう。シーズンオフなためか非常に空いている。
 
 JALのカウンターではヒースロー行きJL401便のチェックインと同時にヒースローからエディンバラまでのBA1458便のチェックインもやってもらえて便利だ。ヒースローではトランジット用の入国カウンターで英国の入国手続きをし、荷物はエディンバラで受け取ることになる。
 
 搭乗手続きを担当してくれたJALグランドスタッフの女性に「エディンバラは初めてですか?」と聞かれた。彼女は1月末にエディンバラへ行ったそうだが「暖かかった」とのこと。北緯56度だというのに1月に暖かいとは謎すぎる。

スカイライナー (2014-03-29)

 旅の始まりは京成上野駅。スカイライナーに乗って成田空港へ向かう。
 往路のコンパニオン・ドールはあずにゃん。

いつかネモフィラの海で

いつかネモフィラの海で君の姿を追いかけた
ミルクのような綿雲が海の向こうで笑ってた
 
いつかネモフィラの海で溢れる涙を洗ってた
氷のような星々が海の底から呼んでいた
 
今日もネモフィラの海で君の姿を追いかける
見つかるはずないのに星にも雲にもなれなくて
いつかネモフィラの海で

碧色の風に乗って遠ざかってゆく。あなたも私も想い出も。