Midsummer’s dew

  Juno月の短い夜が明ける
  高く高く子午線をゆく光

  誰も思い出さないで
  どうか話しかけないで

  私はひとり朝露を飲む
  それだけでいい

Midsummer's dew

溶けて流れて

雨よ雨
もっと降って
わたしを溶かして

雨よ雨
もっと降って
わたしを流して

帰りたい
帰りたい
帰りたい

雨よ雨
もっと降って
わたしを帰して

もう疲れた
疲れたの

あなたは今も元気ですか

最後の贈り物

あなたの記録

確かに存在していた
こんなにもこんなにも

そんな想いも
言葉も営みも
今は遙かな星のもと

生きているって寂しい
寂しい

星にささげる瞳