冬至

手を伸ばす
いつもより愛おしい柔らかな光
低い太陽からの贈り物

手をすり抜ける
いつもより寂しげな儚い光
透けて見えるは過ぎた日々

陽光は死んでゆく
いつもより優しい光を投げかけて
新たな一年を道連れに

陽光

風の木よ

  仮想の世界
  でもあなたは友でした

  寂しいよ

  もっと聞いていたかった
  あなたの旋律

  寂しいよ

待っている

打掛 華牡丹

つい

  知りたくなかった
  認めたくなかった
  輝きに命があることを

  知ったことが悲しくて
  認めることが辛かった

つい