May 2010 Archives

ドーナツタイム開始

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 ウェザーニュース(http://weathernews.com/)社は民間の気象会社で,インターネットや携帯,BS(昔はCSだった)などで目にすることが多く,知っている人も多いと思う。結構昔からのファンで,気象だけにとどまらず様々なコンテンツで「空」の情報を伝えている会社だ。天気予報のページ

 携帯電話でも気軽に天気予報が見れた方がいいなと思い,有料サービスなどには殆ど手を出さないのだが,感謝の気持ちも込めて登録することにした。有料会員には2コースあって,フル版の月額315円と,機能限定版の月額105円。非常にわかりにくいのだが,携帯コンテンツのFAQの欄に違いが書いてある。中身を吟味した結果,限定版でも大丈夫だと思い契約したのだが,あとからわかる,あれもこれもできないという自体に遭遇した。要するにFAQに書いてあることとぜんぜん違うのだ。

 せっかく贔屓にしてきたつもりなのに,あまりにがっかりし,そして腹も立ったので,滅多にやらないのだが苦情のメールを入れてみた。苦情のメールを入れたのが夜,しかし返事が帰ってきたのはなんと1時間以内。自動応答メールかと思ったらきちんと中身を読んで返事している様子が伺える。とりあえず謝罪と今後改善していきますという内容。
 まあ,ありがちな話なので気にもとめなかったのだが,約3週間後,再び有料会員の内容説明のページを訪れたところ,こちらの苦情が見事に改善されたいた。

 企業が不祥事を起こしたとき,その対応の如何によって不祥事以上に評判を落とす場合がある。その逆に企業体質や製品を改善することによって,不祥事以前よりも高評価を得る場合もある。ウェザーニュースの話は大したことない小さな話だが,こういった小さなことの積み重ねの企業努力が,顧客の信頼を勝ち得るのだと思う。顧客のクレームを糧とする会社精神は非常に大事だ。ISO9000でもクレーム管理や顧客とのコミュニケーションとか言っているけど,日本では昔からやってきたことだ。こういう姿勢のの会社はぜひ応援したい。

 ということで,ウェザーニュース,いいですよ。

 まもなくiPadの発売となりますが,iPhoneやiPod touch などで PDF を読むためのソフトをインストールして,似た様なことができます。私は Good Reader というアプリを使っていて,スキャナーで読み取った本を iPod touch に入れて持ち歩いたりしています。ちょっとした電子書籍のような感じです。
 スキャナーは PFUの Scan Snap という本をスキャンするのに最適なもので(ただし本をバラバラにしてしまいますが),家にある本をスキャンしまくっています。



 とりあえず保存するときはできるだけ解像度を高くして,元の本を捨てても後悔しないように備えています。通常は600dpiで読み込んでいます。しかしこのまま保存すると大層ファイルサイズが大きくなりますし,そもそもiPod touch に入れて持ち歩くのにこんなに高解像度はいりません。というわけでpdfファイルの縮小化です。

 上記のスキャナーにはAdobe Acrobat 9 がついてきてなかなかお買い得なんですが,まずはこれでファイルサイズの縮小を試みます。メニューの「文書」から簡単にファイルサイズを小さくできるんですが,問題になるのが互換性の話。PDFファイルと言っても色々なバージョンが有ります。いろいろ試してみたところ,GoodReaderは Acrobat 4 と Acrobat 5 のファイルを読めるようです。
 同じようなことはMacのプレビューでもできるので,場合によってはこちらの方が便利かもしれません。下のURLが参考になります。
http://desireforwealth.com/diary/201005_scansnap_pdf_trans.shtml

Eye-Fi Explorer X2

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 以前(日本で)出たばっかりのEye-Fiを買いましたが,新しくなって機能追加があったりと楽しそうなので,買ってみました。今回は3種類出ています。(公式)



 Connectが一番ベーシックな機能。Explorerが無線LANのMACアドレスを使ってジオタグを付加する機能がついたもの。ProはExplorerの機能に加えてRAWモード対応と無線のアドホックモードに対応しています。
 Appleの無線LANアクセスポイントであるAirMacには,無線以外にもちろん有線LANがありますが,他にUSBや音声出力(ミニステレオか光)があります。音声出力はアンプに繋いだり,アンプ内蔵スピーカーを接続して直接音を鳴らすことができます。何のためにこんな端子がついているかというと,iTunesの出力をPCローカルに接続しているスピーカー以外にAirMacを出力できるように作られています。



 この機能を使うとPCのある部屋とは別の部屋にAirMacを設置してiTunesのなかの曲を流したり,アンプを通して大きな音で鳴らしたりできるようになります。

 この機能はもちろんWindows版のiTunesでも使えますが,Appleのネットワーク機能であるBonjourを使っているので,ファイアウォールなどの設定が必要な場合があります。
 Bonjourではマルチキャストを使ってAppleの製品を探しているようで,具体的には udp/5353 をつかっているようです。このプロトコルはApple独自のようで,Multicast DNS という名前がつけられています。
 ブロードバンドルータなどでインターネットとの間にファイアウォール(NAT)があればPCのファイアウォールはなくてもさほど問題にはならないですが,最近はPCにもパーソナルファイアウォール(WindowsではWindowsファイアウォールという名前)を入れるのが定石なようなので,このポートだけファイアウォールに穴をあけるのがいいかもしれません。


Windows XP で共有フォルダを作ってファイル共有をしようと思った時にはまったことがあったので、備忘録として書いておきます。

Windows XP でファイル共有する時に指定したフォルダーを右クリックして共有で簡単にできるんですが、簡単にできるのは同じサブネットの中だけ。サブネットを超えたら共有どころか、コンピュータのブラウズすらできません。
挙動からして、ファイアウォールだろうなと思って、調べてみたら案の定ありました。
Windowsのファイアウォールでファイルとプリンタの共有を選んで編集すると、「スコープの変更」という項目があります。ここで、デフォルトは同一サブネット内に限定されているようです。確かに無難な設定だと思います。
アンチウイルス付属のファイアウォールに変えた場合は、もちろんそちらの設定次第になります。

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