7. 一人餌にさせるための戦い

 2003年11月15日(土) お迎えから15日,半月。
 朝72g,夜75g。

 そもそも既に一人で食べられるのだから,ということで,朝から最初の餌を与えた後,夜までヒナ用の餌は与えず放っておいた。
 しかし,あくまで雛用のごはんを口元まで持ってきて食べさせて欲しいベリーだ。

 ベリーはほどなく空腹に堪えられなくなり,呼び鳴きが始まった。その声の大きいこと,そして一時の休みもなく叫び続ける根性といったら凄まじいもので,こちらの方が参って頭痛がする始末。ベリーが自ら大人用のシードをつつくのは,ある程度お腹が満たされていて,かつ人が自分を見ていてくれる時だけの余興なのだ。お腹が空いて心の余裕がなくなってくると,もう決して自ら食べようとはしない。
 ひたすら気が狂ったように「食べさせろ!!!」と呼び鳴きを続ける。

 自分で食べる能力は既に持っているのに,どんなにひもじくても人が食べさせてくれないとイヤという,我が儘&極度な甘えん坊なのだ。

 結局夕方18時半も過ぎると,呼び鳴きで近所から苦情が来ても困るし,体重も朝より減って71gしかなくなっていたので餌を与えるしかなくなった。

 まぁ食べること食べること!
 でも,呼び鳴きでよほど疲れたらしく,食べながら,もう目はつぶれて眠る寸前。眠りそうになりながらもかなりの量を食べて,ベリーはようやく満たされた温厚な表情になった。

(2003-11-15 16:20)
(2003-11-15 16:20)
(2003-11-15 16:20)
(2003-11-15 16:20)
(2003-11-15 16:20)
(2003-11-15 16:20)
(2003-11-15 16:22)
(2003-11-15 16:22)
(2003-11-15 16:22)
(2003-11-15 16:22)

 怪我の功名は,食べ物欲しさのあまり,「おいで」がとても上手になったこと。
 ケージの出入り口から30cm離れている手の上にも,上手に飛び移れるようになった。

にほんブログ村 鳥ブログ 鳥 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 鳥ブログ オカメインコへ
にほんブログ村