季節は往きて 投稿日時: 2012/10/07 投稿者: じゅの 季節の彩りのように、人生の彩りも入れ替わってゆく。 後ろばかり向いて寂しがっていたいと、たまに思う。 とわに去ったとしても、それらの輝きは生きる意味だった。 そして新しい季節をいとおしいと思う。 今朝の目覚めは、今日の私を支える貴方に会うためなのだ。 あなただけは去らないで。どうしてそう願わずにいられよう。
Pure Love 投稿日時: 2012/09/09 投稿者: じゅの 一点の陰りも無く 降り注ぐ陽光のように迷い無く 時の流れのように限り無く 愛していると信じてた 独りよがりであろうと 思い上がりであろうと 思い込みであろうと 信じていたかった 光の向こうに風の向こうに、いつもあなたの笑顔があった。
くちびるに剃刀こころにナイフ 投稿日時: 2012/08/28 投稿者: じゅの 抱えきれない言葉を両手に 途方に暮れた夏の午後 わたしの言葉は凶器なの わたしの心がそうだから 今さら気づいた? いつも血まみれだったのに あの雲になれたら、えぐられた心の痛みも消えるかしら。
セピアの光を追いかけて 投稿日時: 2012/08/23 投稿者: じゅの 捜している昨日も今日も あの日撮った写真の中に? あの日聞いたレコードの中に? 炎が果てるまに記憶は消える 時の向こうへこぼれゆく 赤紫の空が呼んでいた 時の向こうから