輝きは夢の中 投稿日時: 2013/07/24 投稿者: じゅの 夜を溶かして うす紫の夢になろう 闇を集めて 最果ての星になろう ただ君に 君に気づかれたくて 夕陽の光になって君のもとへ降り注ぐことができたなら。
木漏れ日が囁いても 投稿日時: 2013/07/10 投稿者: じゅの あなたをさがして わたしは涙を失った 木漏れ日が囁いても 風が笑っても 星が踊っても 思い出は色褪せすぎて わたしの笑顔も色褪せた あなたを想い思い出し 雨になる土になる 晴れた日も雨の日も夏の日も冬の日も、木々はいつも優しかった。
まぼろしは風の中 投稿日時: 2013/07/05 投稿者: じゅの 風の中 通り過ぎるあなた 届かない手 なす術もないわたし もう終わったのね なにもかも いつかこんな風の中、仕合わせだった日があった。
雨恋 投稿日時: 2013/06/18 投稿者: じゅの 煙のような雨粒に いま静かに同化しよう こころもからだも ただ一輪の紫陽花に 始まりは雨の季節 最期も雨に帰ってゆこう 雨よわたしを洗い流して。どこか遠く。遠くまで。
つばさ 投稿日時: 2013/06/11 投稿者: じゅの もう戻れない 大地も思い出も置き去りね 眩しすぎて涙が出るの あぁ違う きっと違う 引き止めてほしかったんだ 置き去りなのは私の心 もう帰れないなら、いっそ空の彼方へ連れてって。