夜を溶かして
うす紫の夢になろう
闇を集めて
最果ての星になろう
ただ君に
君に気づかれたくて
夜を溶かして
うす紫の夢になろう
闇を集めて
最果ての星になろう
ただ君に
君に気づかれたくて
木漏れ日が囁いても
風が笑っても
星が踊っても
思い出は色褪せすぎて
わたしの笑顔も色褪せた
あなたを想い思い出し
雨になる土になる
風の中
通り過ぎるあなた
届かない手
なす術もないわたし
もう終わったのね
なにもかも
こころもからだも
ただ一輪の紫陽花に
始まりは雨の季節
最期も雨に帰ってゆこう
もう戻れない
大地も思い出も置き去りね
眩しすぎて涙が出るの
あぁ違う
きっと違う
引き止めてほしかったんだ
置き去りなのは私の心