来たれ冬よ 投稿日時: 2012/12/04 投稿者: じゅの 凍えていたいの 花も虹も星も 綺麗なんかじゃない 砂糖菓子も生クリームも 甘ったるいだけ 愛情も恋情も その場限りの幻よ みんな大嫌い 雪よどんどん降り積もれ。私の心も身体も埋め尽くせ。
今だけは 投稿日時: 2012/11/21 投稿者: じゅの 一緒にいられるのは今だけね。 だからせめて今だけは、 今だけは一緒に笑っていよう。 みんな散り散りになって運命にしたがってゆく。さようなら、さようなら。
Autumn Leaves 投稿日時: 2012/11/14 投稿者: じゅの さようならさようなら、今年の葉っぱたち。 春はあんなに若々しく綺麗で希望に溢れていた。 夏は木陰を作って道行くわたしを助けてくれた。 でも、もうお別れの時。 好きだったあの桜の木も、今頃色づいているだろうか。 遠い街で、懐かしい家の脇で。 季節はゆきて人は老い、わたしはいつも悲しい。 でも木々が優しいから、風が美しいから生きてゆける。 美しすぎて悲しすぎるあなたの最期の晴れ姿。
風よ抱きとめて 投稿日時: 2012/11/10 投稿者: じゅの 強い風に吹かれたら きっと折れない心が手に入る あるいは戻れぬ場所へ飛んでゆける 激しい雨に打たれたら きっと濡れない瞳が手に入る あるいは溶けて消えられる 厳しい寒さに凍えたら きっと固く凍った想いが手に入る あるいは凍えを知らぬ氷になれる 雨に打たれ雪に埋もれ 風に凍え灼熱で焼かれた なのに今日もわたしは生きている 夢も輝きも君と共に消えたのに 二度と帰れない遠くまで飛んでゆこう。翼があるうちに。