Pure Love 投稿日時: 2012/09/09 投稿者: じゅの 一点の陰りも無く 降り注ぐ陽光のように迷い無く 時の流れのように限り無く 愛していると信じてた 独りよがりであろうと 思い上がりであろうと 思い込みであろうと 信じていたかった 光の向こうに風の向こうに、いつもあなたの笑顔があった。
くちびるに剃刀こころにナイフ 投稿日時: 2012/08/28 投稿者: じゅの 抱えきれない言葉を両手に 途方に暮れた夏の午後 わたしの言葉は凶器なの わたしの心がそうだから 今さら気づいた? いつも血まみれだったのに あの雲になれたら、えぐられた心の痛みも消えるかしら。
セピアの光を追いかけて 投稿日時: 2012/08/23 投稿者: じゅの 捜している昨日も今日も あの日撮った写真の中に? あの日聞いたレコードの中に? 炎が果てるまに記憶は消える 時の向こうへこぼれゆく 赤紫の空が呼んでいた 時の向こうから
MISOGI 投稿日時: 2012/08/17 投稿者: じゅの 夏山の嵐の如く突然に 崩れていった何もかも 僕はただ雨を待ち 僕はただ雨に打たれる 雨よ強く流してしまえ 優しかった記憶など 雨よ雨よ 僕は君を待ち望む 君の潔さを待ち望む
空へ帰ろう 投稿日時: 2012/08/07 投稿者: じゅの 夏の夜空があんなにも輝いていたことを 冬の夜空があんなにも煌めいていたことを いつか忘れて生きていた 秋の夕空があんなにも切なかったことを 春の夜明けがあんなにも嬉しかったことを いつか忘れて生きていた 空を見上げなくなったからじゃない 忘れなければ辛すぎた 輝いていた想い出を 思い出すのが怖くてそれでも思い出したくて 目を閉じたまま見上げてる 空を空を空を わたしが帰る場所。そして帰れない場所。だからあなたはいつも切ない。