☆2014年12月の星空

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2014年12月の星空情報

 毎年師走の空を飾るふたご座α流星群は,今年は夜半すぎから下弦の月が明るく空を照らします。ふたご座流星群は一晩中コンスタントに流れる安定した流星群ですし,日没が早い季節でもありますから,流星を見たい方は日没から月が昇る夜半までが狙い目です。
 ふたご座流星群は明るい流星がよく飛び,近年は火球も増えています。月明かりのない条件の下なら1時間に100個もの流星が期待できます。流星群は12月5日頃には活動期に入り20日頃まで続きます。12月は夜が長く早い時間帯から星が見られますから,機会があったら空を見上げてみてください。偶然明るい流星に出会えるかもしれません。
 流星観察については 流れ星を見てみよう をご参照ください。

 クリスマス前に極大をむかえるこぐま座流星群は,今年は最良の条件ですが元々たくさん流れる流星群ではありません。ふたご座流星群のような華やかさは期待できませんが,北の空からゆっくりとした明るい流星が流れたらこの流星群の群流星です。たまに沢山流れることもありますから,あまり期待せずに空を見上げてみて下さい。


南中する星座 (冬の星座冬の全天星図

 午後8時(20時)に南中を迎える,観察しやすい星座たちです。

 【上旬】 カシオペヤ座ほうおう座
 【中旬】 くじら座さんかく座
 【下旬】 おひつじ座 ・ みずへび座(☆)・ろ座

 ☆印の星座は南天の星座のため,日本からは見えません。

見やすい星雲星団 (星雲星団を見よう星雲星団一覧表

 【散光星雲】 M42 (オリオン大星雲,オリオン座)
 【散開星団】  M34 (ペルセウス座), h-χ (二重星団,ペルセウス座), M45 (プレアデス,すばる,おうし座)
 【銀河(系外星雲)】 M31 (アンドロメダ大星雲,アンドロメダ座), M33 (さんかく座), M74 (うお座), M77 (くじら座)


惑星用語の説明月の形の変化について

天文現象
1
海王星が東矩:9時2分
2
アルゴル型食変光星 アルゴルが極小光度:4時12分
5
アルゴル型食変光星 アルゴルが極小光度:1時1分
6満月のイメージ満月:21時27分
7
大雪:14時4分。太陽の黄経が 255度になる。
アルゴル型食変光星 アルゴルが極小光度:21時50分
8
水星が外合:23時34分
10
アルゴル型食変光星 アルゴルが極小光度:18時39分
13
月が最遠:8時3分(視直径29分32秒)
14下弦の月のイメージふたご座α流星群が極大:21時(条件悪)
下弦:21時51分
22新月のイメージ冬至:8時3分。太陽の黄経が 270度になる。
新月:10時36分
23
天皇誕生日
こぐま座流星群が極大(条件最良):5時
25
月が最近:1時42分(視直径33分44秒)
アルゴル型食変光星 アルゴルが極小光度:2時45分
27
アルゴル型食変光星 アルゴルが極小光度:23時34分
15P/フィンレイ彗星が近日点を通過
29上弦の月のイメージ上弦:3時31分

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