溢れた葉っぱに明日の命
船は遠く時は遙か
涙はたぶん空の向こう
船は遠く時は遙か
涙はたぶん空の向こう
さらさら乾いて歩みを守る
道幅はいつも一人分だから
刹那の交点は永遠の杖
去りゆく君を待ちわびる
さらさら乾いて歩みを守る
道幅はいつも一人分だから
刹那の交点は永遠の杖
去りゆく君を待ちわびる
信じているのだ独りじゃないと
君がどこかにいるのだと
たとえ幾許の時がすれ違おうと
風がゆき 星が去り
知らないうちに別れたの
雲が消え 空が澄み
そして夢のように忘れたわ
夕空が落とす記憶の欠片を
刹那の静寂に閉じ込める
明日も生きてゆくために
風が運んでゆくだろう
わたし自身さえ
だから寂しがらなくていい
風が運んでくれるから
初秋の海で帆を立てよう
遠い遠い空の下
遙か彼方の海原で
いつか君に会えるだろうか