新年おめでとうございます。
良い年をお迎えでしょうか? 良い年となりますように,そして今年もどうぞ宜しくお願い致します。
たとえ型どおりであっても,新年の始まりに新たな気持ちで交わす挨拶には,特別な想いを感じます。
ローマ神話ヤヌス神の月
1月を意味する英単語は January ですね。
これは“Janus神を祀る月”という意味で,やはり年の始まりに関係しています。
Janus(ヤヌス)は門や戸口を司るローマ神話の神です。
古代ローマには,軍隊や使節などが出発するとき,儀式用の門を通る習慣がありました。このことから,Janusは,日出から日没を含め,あらゆる物事の始めと終わりを司る神として崇められていたのです。
Janusは古いものと新しいものを見渡すために,頭の前と後ろに顔を持ち,左手に鍵を,右手に笏(しゃく)を持っています。
その姿はローマ最古の銅貨にも描かれています。
現代では,ヤヌスは土星の第10衛星の名前として知られています。もちろん,ヤヌス神に因んでつけられた名前です。
土星の衛星ヤヌスは1966年に発見され,発見者であるフランスの天文学者オドゥワン・ドルフュスによってヤヌスという名が提案されました。
1月のお話
・睦月
・January
・小寒と大寒
・霧氷・雪起こし
・Moon After Yule
・ 芹乃栄(せりすなわちさかう)
・節句
・福笹
・公顕祭とクリスマス・ツリー
・どんどや