睦月

 明けましておめでとうございます。

 貴方はどこでどんな新年をお迎えでしょうか。
 遠く離れた実家へ帰省? それとも親しい人と旅行? 遠くに住む家族や友人を自宅へ迎えた方もあるでしょう。
 お正月は親しい人たちと親交を深める機会も多いですね。

福を招く招き猫

 一月の旧称“睦月”(むつき)は,「睦み月」の意。このように新しい年になって親しい人たちが互いに訪ね合い,仲睦まじく過ごす月であることが由来とされます。また,新年になって天地の気が和合して睦ぶことが由来だという説もあります。

 そんな名前で呼ばれる睦月。何だか幸せになれそうな月ですね。
 1月には素敵な異称が他にもたくさん知られています。列挙しておきましょう。

お節料理にはそれぞれ由来や意味が込められています。

・睦月(むつき) 睦まじい月。「昵」は慣れ親しむの意。「陬」は片隅の意。
・昵月(むつき) 同上。
・陬月(むつき) 同上。
・祝月・斎月(いはいつき) 斎み慎む月の1・5・9月は,1日に身なりを整え祝い社寺参りを行った。
・建寅月(けんいんげつ) 北斗七星の柄「建」が寅(東北東)の方角を指す月。
・寅月(いんげつ) 同上。
・寅の月(とらのつき) 同上。春の始まり。
・孟春(もうしゅん) 「孟」は「はじめ」の意。春の初め。初春。
・霞初月(かすみそめづき) 正月の異称。
・暮新月(くれしづき) 陰暦正月の異称。暮らしを始める月。
・早緑月(さみどりづき) 木や草に緑が増え始める月。
・三微月(さんびづき) 
・太郎月(たらうづき/たろうづき) 「太郎」は「物事の一番最初」の意。
・子日月(ねのひづき) 
・初空月(はつそらづき) 年が改まり初めての空。
・初見月(はつみづき) 
・初花月(はつはなづき) 
・王春(おうしゅん) 中国の歴史書『春秋』が由来。「春」は年の始まり。
・春王(しゅんおう) 同上。
・初春(しょしゅん) 陰暦で春が始まる月。寅・卯・辰の月が春。
・初春月(はつはるづき) 同上。
・新春(しんしゅん) 同上。
・開春(かいしゅん) 同上。
・解凍(かいとう) 七十二候第一候「東風(こち)解凍」。東風は春を告げる早春の風。
・元月 (げんげつ) 初めの月。
・元つ月(もとつつき) 同上
・献歳 (けんさい) 「献」は進む意。新年が進み来る月。
・献春(けんしゅん) 春が来る月。
・歳始(さいし) 年(歳)の始まり。
・歳首(さいしゅ/せいしゅ) 同上。
・開歳(かいさい) 年が開く月。
・歳初(さいしょ) 同上。
・初歳(しょさい) 同上。
・初年(はつとし) 年の初めの月。
・初月(はつつき・しょげつ) 初めの月。
・年初(ねんしょ)
・始月(しげつ) 始まりの月。
・始和(しわ/しか)
・嘉月(かげつ) 陰暦三月の異称でもある。
・華歳(かさい) 新年を上品に呼ぶ言葉。
・月正(げっせい) 
・主月歳(しゅげつさい) 年始を上品に呼ぶ言葉。
・首歳(しゅさい)
・上春(じょうしゅん) 春のはじめ。陰暦の正月。
・初陽(しょよう) 春のはじめ。陰暦の正月。初日の出。
・青陽(せいよう) 春の異称。五行説(古代中国の学説)で青は春。
・泰月(たいげつ) 泰平や安泰の「泰」で安らかの意。
・大簇(たいそう/たいぞく) 「簇」は集まるの意。一月には一族が集まるから。
・太簇(たいそう/たいぞく) 同上。
・端月(たんげつ) 「端」は始めの意。始まりの月。
・端春(たんしゅん) 春の始まりの月。
・開端(かいたん) 始まりを開く月。
・年端月(としはづき) 歳の始まりの月。
・年初月(としはづき) 歳の初めの月。
・肇歳(ちょうさい/じょうさい) 歳のはじめ。「肇」は物事を始めるなどの意。
・肇年 (ちょうねん/じょうねんねん) 同上。
・肇春 (ちょうしゅん/じょうしゅん) 春のはじめの月。
・発歳(はつさい/はっせい) 新年が発する月。
・発春 (はっしゅん) 春が発する月。
・発月 (はつつき・はつげつ) 
・方歳(ほうさい) 
・芳歳(ほうさい) 
・甫年(ほねん) 一年のはじめ。年始。「甫」は「初めて」の意。
・年甫(ねんぽ) 同上。
・甫月(ほづき) 一年が始まる月。
・孟陬(もうすう/むつき) 「孟」は「はじめ」。「陬」は「隅」の意。
・孟陽(もうよう) 陽春のはじめ。
・孟春(もうしゅん) 春の始まり。
・履端(りたん) 元旦。「着実に行う」意の「履」は「はじまり」を表す。
・履新(りしん) 新年。新しく年が始まること。

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