甲辰(2024)

2024年01月の星空

 2024年(令和6年・皇紀2684年)は閏年。干支は 甲辰(きのえたつ)です。
 今年も宜しくお願い致します。

星空解説

一番日の出が遅い季節

ケイト
日没が一番早いのは12月上旬だよ!

 昼間の長さが一番短いのは冬至の日ですが,日の出時刻が一番遅いのは1月の上旬です。

 2024年1月の東京は,1月2日〜1月13日の日の出時刻が6時51分で,これが一年で一番遅い日の出時刻となります。
 その前後の日の出時刻を下の表にまとめました。

 表からわかるように一番遅い期間は10日ほど続きますが,その期間が終わると日の出時刻は春に向かって日ごとにどんどん早まっていきます。

年月日(期間)日の出時刻
2023-12-29 〜 2024-01-0106:50
2024-01-02 〜 2024-01-1306:51
2024-01-14 〜 2024-01-1706:50
2024-01-18 〜 2024-01-2006:49
2024-01-21 〜 2024-01-2206:48
2024-01-23 〜 2024-01-2406:47
2024-01-25 〜 2024-01-2606:46
2024-01-2706:45
2024-01-28 〜 2024-01-2906:44
2024-01-3006:43
2024-01-3106:42
東京の日の出時刻

しぶんぎ座流星群

ミラ
今年のしぶんぎ座流星群は条件悪いんだって。

 年始の空を飾るしぶんぎ座流星群(りゅう座 ι流星群 )ですが,今年はピークが夕刻。下弦の月があり,またピークが鋭い流星群ということもあり,条件は良くありません。

 しぶんぎ座流星群の放射点は,りゅう座とうしかい座の境界付近です。高く上がってくるのは夜半過ぎ。このため観測に適した時間帯は,放射点が高くなる午前2時を過ぎてからになります。
 月明かりが目に入らないよう,東の空を中心に見るようにしましょう。

 しぶんぎ座流星群は三大流星群の一つで,極大事のZHR=120です。新月なら1時間あたり60個程度の流星が期待できますが,月明かりの影響を受ける今年はもっと少なめになります。

 長時間空を見上げる流星観察には,しっかりとした防寒対策が必要です。流れ星を見てみよう のページを参考に,事前に安全な観察場所を捜して備えるようにしましょう。


水星の西方最大離角

ケイト
水星を見るの難しいけど見えると嬉しい!

 12日,明け方の東の空で水星が西方最大離角を迎えます。
 日の出直前の午前6時の東京で,水星の地平線高度は8度。南東の空の地平線ぎりぎりに見えています。

 探してみる場合は,低い空までよく見える場所で,双眼鏡などを使いましょう。
 地平線近くの空では,大気による減光で星は実際の光度より暗く見えます。この日の水星の光度は-0.17等級ですが大気減光で 0.7等級になっています。
 すぐ近くに明るい金星が見えていますので目印にしましょう。

 水星は動きが速いので,最大離角の前後3日間くらいが見頃です。

水星の西方最大離角(2024-01-12)
水星の西方最大離角(2024-01-12)

南中する星座

午後8時(20時)に南中を迎える観察しやすい星座たちです。
☆印の星座は南天の星座のため,日本からは見えません。

上旬とけい座(☆)・ペルセウス座
中旬エリダヌス座レチクル座(☆)
下旬おうし座・かじき座(☆)・ちょうこくぐ座

冬の星座
冬の全天星図


見やすい星雲星団

惑星状星雲M1 (かに星雲/おうし座)
散光星雲M42 (オリオン大星雲/オリオン座)
散開星団M35 (ふたご座),
M36・M37・M38 (ぎょしゃ座)
M45 (プレアデス,すばる/おうし座)
銀河(系外星雲)M81・M82 (おおぐま座)

星雲星団を見よう
星雲星団一覧表


2024年1月のカレンダー

曜日月相天文現象
1🎌 元日
日の出:札幌07:06,仙台06:53,東京06:50,名古屋07:01,大阪07:05,福岡07:23,那覇07:17
歳旦祭・初詣・年賀・初子
天しゃ・甲子・一粒万倍日
2月が最遠(距離 1.053):0時28分
初夢・初荷・書初め・皇居一般参賀
不成就日
3地球が近日点を通過(0.983au):09時39分
元始祭・初寅
三隣亡
4下弦の月のイメージ下弦:12時30分
しぶんぎ座流星群 が極大:18時(条件悪)
官庁御用始め・初卯
5初水天宮
6小寒(太陽の黄経 285度): 05時49分
六日年越し・初巳・己巳
7七草・三隣亡
8🎌 成人の日
初薬師
9宵えびす
10初金比羅・十日えびす・不成就日
11新月のイメージ新月(朔):20時57分
鏡開き・蔵開き
12水星(☿)が西方最大離角(-0.6等,離角24°58′):23時
初亥
13月が最近(距離 0.942):19時36分
一粒万倍日
14十四日年越し
15小正月・小豆がゆ
16アルゴル型食変光星 アルゴル極小:0時16分
藪入り・えんま詣・不成就日・一粒万倍日
17阪神淡路大震災
18上弦の月のイメージ冬の土用の入(太陽の黄経 297度):0時24分
上弦:12時53分
アルゴル型食変光星 アルゴル極小:21時05分
初観音・旧こと納め・旧針供養
19三隣亡
20準惑星 (134340) 冥王星(♇)が:22時46分
大寒(太陽の黄経 300度):23時07分
二十日正月
21初大師・十方ぐれ入り
24初愛宕・初地蔵・不成就日
25初天神・一粒万倍日
26満月のイメージ満月(望):02時54分
文化財防火デー
27木星(♃)が東矩:16時18分
火星と水星が合(離角-0°15′):23時59分
国旗制定記念日
28初不動・一粒万倍日
29月が最遠(距離 1.056):17時14分
30天一天上
31三隣亡

2024年/令和6年/皇紀2684年/閏年/ 甲辰(きのえたつ)

・元日 1月1日。年のはじめを祝う。
・成人の日  1月の第2月曜日。おとなになったことを自覚し,自ら生き抜こうとする青年を祝いはげます。

惑星用語の説明
月の形の変化について


1月のお話

睦月
January
小寒と大寒
霧氷・雪起こし
Moon After Yule
・ 芹乃栄(せりすなわちさかう)
節句
福笹
公顕祭とクリスマス・ツリー
どんどや

甲辰(2024)
甲辰(2024)

データ出典:

・暦 国立天文台 電算室
・流星 IMO | International Meteor Organization
・アルゴル極小予報 食変光星「アルゴル」観測ガイド(倉敷科学センター)
・東京都神社庁選定「神社暦」