丙午(2026)

2026年01月の星空

 2026年(令和8年・皇紀2686年)は平年。干支は 丙午(ひのえうま)です。
 今年も宜しくお願い致します。

星空解説

一番日の出が遅い年始

ケイト
日没が一番早いのは12月上旬だよ!

 昼間の長さが一番短いのは冬至の日ですが,日の出時刻が一番遅いのは1月の上旬です。

 2026年の東京は,1月1日〜1月13日が一年で一番遅い日の出となり,6時51分です。

 日の出が一番遅い期間は2週間ほど続きますが,その後は春に向かって日ごとにどんどん日の出が早まっていきます。

東京の日の出時刻

年月日(期間)日の出時刻
2025-12-28 〜 2025-12-3106:50
2026-01-01 〜 2026-01-1306:51
2026-01-14 〜 2026-01-1706:50
2026-01-18 〜 2026-01-1906:49
2026-01-20 〜 2026-01-2206:48
2026-01-23 06:47
2026-01-24 〜 2026-01-2506:46
2026-01-26 〜 2026-01-2706:45
2026-01-2806:44
2026-01-29 〜 2026-01-3006:43
2026-01-3106:42

しぶんぎ座流星群

ミラ
流星観察はとっても冷えるから暖かくね!

 年始の空を飾るしぶんぎ座流星群(りゅう座 ι流星群 )は4日未明に極大を迎えますが,前日が満月で条件はほぼ最悪です。
 しぶんぎ座流星群は三大流星群の一つで,新月の極大の頃はZHR=80ですが,今年の肉眼観察は期待できません。

 この流星群はピークが鋭く,流星がよく飛ぶのはピーク前後の数時間です。
 放射点は,りゅう座とうしかい座の境界付近で,高く上がってくるのは夜半過ぎ。観測に適した時間帯は,放射点が高くなる午前2時を過ぎてから明け方にかけて。東の空を中心に見るようにしましょう。

 長時間空を見上げる流星観察には,しっかりとした防寒対策が必要です。流れ星を見てみよう のページを参考に,事前に安全な観察場所を捜して備えるようにしましょう。


南中する星座

午後8時(20時)に南中を迎える観察しやすい星座たちです。
☆印の星座は南天の星座のため,日本からは見えません。

上旬とけい座(☆)・ペルセウス座
中旬エリダヌス座レチクル座(☆)
下旬おうし座・かじき座(☆)・ちょうこくぐ座

冬の星座
冬の全天星図


見やすい星雲星団

惑星状星雲M1 (かに星雲/おうし座)
散光星雲M42 (オリオン大星雲/オリオン座)
散開星団M35 (ふたご座),
M36・M37・M38 (ぎょしゃ座)
M45 (プレアデス,すばる/おうし座)
銀河(系外星雲)M81・M82 (おおぐま座)

星雲星団を見よう
星雲星団一覧表


2026年1月のカレンダー

曜日月相天文現象
1🎌 元日
日の出:札幌07:06,仙台06:53,東京06:51,名古屋07:01,大阪07:05,福岡07:23,那覇07:17
アルゴル型食変光星 アルゴル極小:20時10分
歳旦祭・初詣・年賀・初亥
不成就日・一粒万倍日
2月が最近(距離 0.937):06時44分
初夢・初荷・書初め・皇居一般参賀
初子・一粒万倍日
3満月のイメージ満月(望):19時03分
元始祭(げんしさい)
4地球が近日点を通過(0.983au):02時16分
しぶんぎ座流星群 が極大:06時(条件悪)
初寅・三隣亡
5小寒(太陽の黄経 285度): 17時23分
初水天宮・官庁御用始め・取引所大発会
初卯・一粒万倍日
6水星が遠日点を通過(距離 0.467au):20時03分
六日年越し・東京消防出初式
7金星(♀)が外合:01時36分
七草・初巳
8金星が地球最遠(距離 1.711au):14時55分
初薬師・三隣亡
9木星が地球最近(距離 4.232au):17時09分
火星(♂)が:20時41分
宵えびす・不成就日
10木星(♃)が:17時42分
初金比羅・十日えびす・十方ぐれ入り
11下弦の月のイメージ下弦:0時48分
鏡開き・蔵開き
12🎌 成人の日
14十四日年越し・一粒万倍日
15水星が地球最遠(距離 1.430au):07時58分
小正月・小豆がゆ
16藪入り・えんま詣
17冬の土用の入(太陽の黄経 297度):12時03分
阪神淡路大震災
不成就日・一粒万倍日
18臘日(ろうにち/ろうじつ)・初観音
19新月のイメージアルゴル型食変光星 アルゴル極小:01時05分
新月(朔):04時52分
天一天上
20大寒(太陽の黄経 300度):10時45分
二十日正月・三隣亡
21アルゴル型食変光星 アルゴル極小:21時55分
初大師
22水星(☿)が外合:00時49分
23金星が遠日点を通過(距離 0.728au):03時38分
準惑星 (134340) 冥王星(♇)が:19時28分
24アルゴル型食変光星 アルゴル極小:18時44分
初愛宕・初地蔵
不成就日
26上弦の月のイメージ上弦:13時47分
文化財予防デー
旧こと始め・旧針供養
一粒万倍日
27国旗制定記念日
28初不動
29小惑星(4)ベスタが :04時43分
30月が最近(距離 0.952):06時46分

2026年/令和8年/皇紀2686年/平年/ 丙午(ひのえうま)

・元日 1月1日。年のはじめを祝う。
・成人の日  1月の第2月曜日。おとなになったことを自覚し,自ら生き抜こうとする青年を祝いはげます。
・元始祭 毎年1月3日に天皇の位の元始を寿ぐ高湿の旧大祭の一つで,現在は皇室の私事として施行されている。

惑星用語の説明
月の形の変化について


1月のお話

睦月
January
小寒と大寒
霧氷・雪起こし
Moon After Yule
・ 芹乃栄(せりすなわちさかう)
節句
福笹
公顕祭とクリスマス・ツリー
どんどや

丙午(2026)
丙午(2026)

データ出典:

・暦 国立天文台 電算室
・流星 主な流星群一覧(2026年の極大日)|やさしい88星座図鑑
・アルゴル極小予報 食変光星「アルゴル」の主極小予報 | 天文特集 | 倉敷科学センター
・東京都神社庁選定「神社暦」

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