壬寅(2022)

2022年01月の星空

 2022年(令和4年・皇紀2682年)は平年。干支は 壬寅(みつのえとら),五黄の寅(ごおうのとら)です。
 今年も宜しくお願い致します。

星空解説

しぶんぎ座流星群

ミラ
今年の初観測はしぶんぎ座流星群だね!

 年始の空を飾るしぶんぎ座流星群(りゅう座 ι流星群 )は,4日の朝に極大が予想されています。ピークが鋭い流星群で,一番観測に適しているのは3日~4日の夜になり,今年は3日が新月で大変条件が良いので多くの流星が期待できます。

 しぶんぎ座流星群の放射点は,りゅう座とうしかい座の境界付近。高く上がってくるのは夜半過ぎです。このため,観測に適した時間帯は放射点が高くなる午前2時を過ぎてからになります。

 しぶんぎ座流星群は三大流星群の一つで,極大事のZHR=120です。新月の夜なら,1時間あたり60個程度の流星が期待できるかもしれません。

 長時間空を見上げる流星観察には,しっかりとした防寒対策が必要です。流れ星を見てみよう のページを参考に,事前に安全な観察場所を捜して備えるようにしましょう。


水星の東方最大離角

 7日の夕刻西空で,水星が東方最大離角を迎えます。
 日没後,暗くなりかけた午後5時すぎの東京で,水星の地平線高度は約10度。
 地平線ぎりぎりですが,水星としては比較的見やすい高さです。

ミラ
水星を見るのって難しい!

 低い空までよく見える場所で,双眼鏡などを使ってさがしてみましょう。地平線近くの空では,大気による減光で星は実際の光度より暗く見えます。

 水星は動きが速いので,東方最大離角の前後3日間くらいが見頃です。

水星の東方最大離角(2022-01-07)
水星の東方最大離角(2022-01-07)

夕刻の西空の月と惑星

 上旬の日没後は,西の空で月が毎日異なった惑星と近づきます。

 4日は水星,5日は土星,6日は木星。
 望遠鏡が必要になりますが,7日には海王星,11日には天王星とも近づきます。

 特に木星と土星は肉眼でよく見えますので,月との位置関係が毎日変わっていく様子を楽しむことができます。
 宵の西空の月と惑星を見上げてみてください。

 星図は一番わかりにくい水星との合の様子です。
 この日は月も新月を過ぎたばかりで細く淡く見つけるのが難しいですが,双眼鏡などを使って南西の地平線近くを探しましょう。

月の水星の合(2022-01-04)
月の水星の合(2022-01-04)

南中する星座

午後8時(20時)に南中を迎える観察しやすい星座たちです。
☆印の星座は南天の星座のため,日本からは見えません。

上旬とけい座(☆)・ペルセウス座
中旬エリダヌス座レチクル座(☆)
下旬おうし座・かじき座(☆)・ちょうこくぐ座

冬の星座
冬の全天星図


見やすい星雲星団

惑星状星雲M1 (かに星雲/おうし座)
散光星雲M42 (オリオン大星雲/オリオン座)
散開星団M35 (ふたご座),
M36・M37・M38 (ぎょしゃ座)
M45 (プレアデス,すばる/おうし座)
銀河(系外星雲)M81・M82 (おおぐま座)

星雲星団を見よう
星雲星団一覧表


2022年1月のカレンダー

曜日月相天文現象
1元日
日の出:札幌07:06,仙台06:53,東京06:51,名古屋07:01,大阪07:05,福岡07:23,那覇07:17
初寅・不成就日・三隣亡
2月が最近(距離 0.931):07時56分
初夢・初荷・書初め・皇居一般参賀・初卯
3新月のイメージ新月:03時33分
4しぶんぎ座流星群 が極大:06時(条件良好)
水星(☿)と月の合(離角 3°05’):11時37分
地球が近日点を通過(0.983au):15時55分
官庁御用始め・初巳
5土星 (♄)と月の合(離角 4°04’):03時44分
小寒(太陽の黄経 285度): 18時14分
三隣亡
7木星 (♃)と月の合(離角 4°10’):11時57分
水星(☿)が東方最大離角(-0.6等,離角19°13′):20時
庚申
8金星 (♀)が地球最近(0.266au):18時13分
不成就日
9アルゴル型食変光星 アルゴル極小:02時29分
金星 (♀)が内合:09時48分
10上弦の月のイメージ上弦:03時11分
成人の日
11アルゴル型食変光星 アルゴル極小:23時18分
鏡開き・蔵開き・初子
天しゃ・一粒万倍日
12小惑星 (3) ジュノーが:06時51分
14月が最遠(距離 1.056):18時26分
アルゴル型食変光星 アルゴル極小:20時07分
一粒万倍日
15小正月
16準惑星 (134340) 冥王星(♇)が:23時51分
藪入り・不成就日
17冬の土用の入(太陽の黄経 297度):12時54分
阪神淡路大震災
三隣亡
18 満月のイメージ 満月:08時48分
初観音
20大寒(太陽の黄経 300度):11時39分
二十日正月
23水星(☿)が内合:19時28分
一粒万倍日
24初地蔵・初愛宕・不成就日
25 下弦の月のイメージ 水星 (☿)が地球最近(0.661au):04時47分
下弦:22時41分
初天神
26文化財防火デー・一粒万倍日
27国旗制定記念日
28初不動
29三隣亡
30月が最近(距離 0.942):16時11分
31天王星(♅)が東矩:04時32分
十方ぐれ入り

2022年/令和4年/皇紀2682年/平年/ 壬寅(みつのえとら)

惑星用語の説明
月の形の変化について


1月のお話

睦月
January
小寒と大寒
霧氷・雪起こし
Moon After Yule
・ 芹乃栄(せりすなわちさかう)
節句
福笹
公顕祭とクリスマス・ツリー
どんどや

壬寅(2022)
壬寅

データ出典:

・暦 国立天文台 電算室
・流星 IMO | International Meteor Organization
・アルゴル極小予報 予報 | 日本変光星研究会